ゲーム屋の将来は、暗い?
突然ですが、今のゲーム業界、ぶっちゃけどう思います?
シェアの分配からジャンルの確立まで完全完了し、売れるゲームと言ったら旧作の続編ばかり。
それもオモシロいかと言われたら、視覚効果や音響効果だけがゴージャスになり、中身は目新しさも斬新さも何一つありません。
いくら日本のゲーム業界が20年のアドバンテージ(ファミコン~PSにかけての時代ですね)があるからといっても、このままでは世界に淘汰されてしまいます。
そんな中、特にMMORPGに注目が集まっています。
これはソフトを無料配布した上で、「サービス利用料」で儲けるといった、これまでのゲーム業界ではあり得なかったビジネスモデルと言えるでしょう。
日本国内でもユーザ数が300万人を突破したとのことですが、このジャンルにゲームの未来はあるのでしょうか?
実際の所、開発者もユーザも、猛烈にストレスを貯めているんです。こんなんでほんま大丈夫?
◆ユーザのストレス
・Lvが上がれば上がるほど経験値が貯まりにくくなる
(ゲームバランスの問題、しかし難易度を下げるとすぐクリアされて儲からない)
・運営チームに対する文句
(ヘビーユーザと運営チームの意識の差ですね)
→しかし、コミュニティがあるから安易に辞められない
◆開発者のストレス
・世界が構築されきっているため、大幅なバランス再調整ができない
(サービス開始前にユーザの動向を予想しきることなどできません)
・新機能やクエストの実装速度とユーザのクリア速度の差が限りなく無い
(「漫画家の真隣に読者がいて、原稿が上がるたびに読まれるに等しい速度」らしいです)
→だが「開拓しつくされた」コンシューマに引き返すことは負け組になるに等しいため続けるしかない
完全にデスマーチですね('A`)
さらにお金の話もしましょうか。
制作ではクライアント用とサーバ用の両方のプログラムが必要です。
しかも同期を取らなければならないという、超高難易度な技術が必要です。
更にサーバの設置や管理が待っていますし、課金システムも別途構築しなきゃならない。
となると、どう考えても最低月間1000万円の運営費は必要なんです。
わかりやすいところで月の課金を1500円としたら、7000人分のアカウントが必要になってきます。
さらに、クライアント用プログラムを無料配布するとなったら、その開発費もここから捻出しなきゃならなくなってきます。(1人を1か月動かすのに100万円の人件経費がかかるというのがゲーム業界の定説です)
そうなると、30000人分のアカウントでギリギリのラインじゃないでしょうか?
しかも、サーバが「ワールド」等という名称で分かれていた場合は、前述の数字がサーバの数だけ倍々ゲームになります。
こう考えると、某ネットワークゲームは、みなさんが予想しているほど大もうけしているわけではないという実態が浮かび上がってきます。だからと言ってやめるわけにはいかないんですよね。
もはやチキンレースの様相を呈してきたゲーム業界。
このデスマーチの世界で暮らすものとして、「好きだから」でこの業界に入ってくることはオススメできません。ほんま、死ねますね。
以前執筆した某専門学校の教科書には、こんな話は書けませんでしたよ、えぇ。
というわけで、今回は同業者のページを……
ゲーム業界を目指す方は必見。ついでに著書も必見です。
また、某ネトゲの運営チームにストレスを抱えている方は、もっと必見かも。。。orz
Posted by ナカノヒト : 2005年02月24日 01:21 | コメント (0)