退廃への郷愁
10年程前、学生時代より長らく勤めていた広告代理店を退社して、約1か月間放浪生活していたことがあります。
東京金町の女友達宅を拠点に、夕方から歌舞伎町や有楽町ガード下の飲み屋で飲み明かし、始発電車で帰宅。そしてその友人と眠くなるまでベッドの上で、ひたすら絡み合うという生活をしていました。
とある知人は、「食う→やる→寝る」な生活をしていたことがあると言っていましたが、自分はまだ外に出てるだけ違うかな、と(ぇ
朝帰るとき、日の光が黄色いんですよね。
その刹那さえ良ければよいと言う思いに流され、爛れた生活をしていた顔に、日の光が刺さるんです。
電車を降りると、すぐさまセブンスターを口にして、タバコの空き箱を捨て……
人生一度は、こんな生活をしてみると良いですよ。
普通の(?)生活に戻ったとき、様々なものが見えてくるはずですから。
私は、今となってはそんな生活がものすごく懐かしくて仕方ありません。
元々、退廃的なものや薄暗いものに惹かれ、憧れる質なので、椎名林檎の曲を聞くたびに、あの時代へと思いを馳せるわけです。
あの頃から10年。
今はしがないサラリーマンとして、出張先の東京のホテルで清潔なベッドに潜り込む生活を送っています。
願わくば……
Posted by ナカノヒト : 2005年03月28日 02:17 | コメント (0)