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「心にうつりゆくよしなしごと」について


「心にうつりゆくよしなしごと」について

<120>Society-社会 教科書の23%増量について

今回は、2001年4月4日の自分に、代打ちブログをさせます。
まぁ、眠いから手抜きという説も。。。

4年前に制定された「ゆとり教育」について、当時運営していたサイトに掲載していた文を加筆修正せず再掲するだけの話なのですが。
それにしても、ズバリここまで当たるとは思いませんでした。
お暇つぶしにご覧下さいませ。


2001年4月4日(水)

今年度から学習指導要綱が変わる。
ドラえもんやSMAPが登場するのは良いが、内容がなんと3割も削減されてしまった。

今までの日本を支えてきたのは、世界でも高レベルな学習要綱であったことは、言うまでもない。
そこから考えても、今回の文部省の決定は、未来の日本を考えた場合「真綿で自国の首を絞める」決定と言っても過言ではないだろう。

明治時代に和洋折衷とか和漢洋才と言った言葉があった通り、日本も昔は和洋良い所を上手く融合させてきた。なのに、現在はポリティカリィーコレクト(politically correct)に始まり、新聞紙面の横組化や、終いには英語を標準語に等と、アホな事を抜かす国会議員まで出る始末。政治面で自国の色を失っている上に、完全に自国文化までも切り捨てようとしている現状である。
そんな状態だから、日本語も乱れてしまうのである。

以前、読売新聞の読者欄に50代の方の投稿でこんなことが書いてあった。
(さすがトップの視野が狭くてアホなだけあって、読売は所詮そんなモンである)

「全然~」と言うのを、最近の若者は「全然良いよ」と言うように、肯定的な意味で使っている。「全然」は否定語であることを考えたら、若者の言葉の誤用・乱用も目を覆うものがある。

アホか、そいつ? こんな意見を載せる読売の担当者も大概だが。
「全然」と言うのを漢文で書き下してみよう。

  全テ然リ(すべてしかり)

である。
本来はこの言葉、全肯定の意味で使われていたのだ。
僕は中学の頃から肯定の意味で使っていたし。
つまり、否定語として使われる方が本来の意味から考えると誤用なのだ。

国(=上)が乱れると言葉も乱れ、文化までもが風前の灯火になってしまう。
今回の決定は、単に学力の低下だけではなく、国力・そして文化までも影響を及ぼしそうで、非常に恐ろしく思う。増してや欧米型の教育を主眼に置いた変更なのだから。

きっと数年以内に、あわてて元の指導要綱に戻すと思われる。
だが、「ゆとり教育」の洗礼を受けた世代は、日本の社会に大きな空洞をもたらすに違いない。
要綱を戻しただけでは、取り返しがきかないのだ。

教育は国家百年の計に通ずる。
それを安易に平易化することは、国家のレベル自体を下げるに等しい愚行なのだ。





◆NIKKEIニュース

 中学教科書検定、脱ゆとり鮮明に

Posted by ナカノヒト : 2005年04月08日 02:39 | コメント (0)

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