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「心にうつりゆくよしなしごと」について


「心にうつりゆくよしなしごと」について

<310>Italia Report(2005) 旅行記~2日目(6月1日)

さて、2日目です。
前日の鬱憤を晴らすかのごとく、歩き回りました。
この特攻精神のお陰で実に貴重な体験をしましたし、言葉が全く通じない国でも生きていける自信がつきました。
ただ、普通の旅行では絶対オススメできません。
見方を変えたら、私はたまたま運が良かったというだけかも知れませんしね。

それでは2日目、どうぞ!


この日は朝から取材活動でした。
某スポーツ団体の現地記者会見があるということで、朝食を早々に済ましました。
会場は選手が宿泊しているホテルということで、機材を抱えてバスへ。
そして会場に着いたのは良いのですが、ここでイタリアの暢気さを見せつけられます。

会見のスタートは11時だったのですが、現地プロモーターの偉い人が遅刻……
結局30分遅れでスタートしました。
会見が終了し、さて移動しますが……ということになったのですが、ここでプロモーターから満面の笑みで

昼食にしましょー (´∀`)

とご提案を頂き、選手・プレス共々ホテル内のレストランに入りました。

席に着くと、最初に出てきたのパン。
他社のプレスの方とムシャムシャ食べていると、ミネラルウォーターとワイン(ピッチャー入り)が運ばれてきました。
さらにケチャップライスを団子状にした揚げ物に、前菜がてんこ盛り……
この段階で「仕事にならなくなるなぁ~」と苦笑しつつ、みんなでワインを傾け始めました。

ですが、これはほんのご挨拶だったのです。

次に出てきたのがパスタ3種。
ペペロンチーノに芋詰めパスタのクリームソース和え、そしてうどん並の太さの生パスタで作られたナポリタンスパゲティ。
これが旨いのなんのって!!
全員ついに仕事をする気が失せました。

そんな状況の中、実は私の胃袋は派手に悲鳴を上げていました。
皿がカラになると、陽気なイタリア人給仕が笑顔でどんどん皿にパスタを載せていくからです。
これはもう、わんこパスタ状態!
胃袋が悲鳴を上げても、次から次へと出てくるパスタパスタパスタパスタp
もうこれまでとタップアウトしても、マイクを握って"I quit!"と叫んでも、陽気なイタリア人は許してくれません。
その上、牛肉のローストや牛肉の揚げ物が出てきたものだから、もう、だめぽ(;´Д`)

この後、訳のわからない水ようかんとティラミスが出てきて、昼食は終了しました。
ここまでに要した時間は、なんと約3時間!
既に当初の予定は大幅に崩れ、ほとんどのスケジュールがキャンセルになりました。
「イタリア人は朝食はほとんど採らず昼食で派手に食い、昼寝をしてから夜は軽く済ます」という伝説は、間違っていなかったようです。

ここ南部イタリアでは、慣れない人は水を買った方が無難です。
「ウォーダ」と言うと炭酸水、「ミネラァル」と言うと普通のミネラル水が出てくると言った寸法。
価格は1瓶2ユーロ前後です。
これを持って歩いていると、某飲んべえ選手から「飲んべえみたいだなー」とツッコミが。
いや、あんたにゃ負けますって(苦笑)
ただ、別の方からの「腹が出てるなぁ~」と言うツッコミは、否定できませんでした _| ̄|○
 
 
以下、つれづれとカターニア市内をご案内しますね。

全員半死半生状態でバスに乗り込み、市内中心部のドゥオーモ(大聖堂)へと向かいます。
欧州、特にイタリアの古い都市ではこのドゥオーモを中心に道が延び、街が形成されたので、市街の至るからドゥオーモのドームを見ることができるんですね。
聞いた話によると、幼い子供が聖人扱いされて、数十年前の遺体なのに腐食せずに保存してあるとかないとか。
ただ、この段階ではまだ市内の土地勘が得られていなかったため、見学は見送りました。
※ドゥオーモ内部は翌日に潜入。次回のレポートでご紹介します。
 
 
 
カターニアの町並みはかなり古く、中世の建物が結構そのまま残っています。
それだけに歩いていても全く飽きません。
また、京都の寺町通近辺のように教会が多く、石を投げたらすぐに数百年前の教会にブチ当たるといった感じです。
今日は一部の教会しか開いてなかったので、もしかしたら教区の神父さんがいくつもの教会を掛け持ちしていて、日によって開け閉めしているのかも知れません。
ちなみに中に入ると、これがまた圧倒的な重厚感に気圧されます。
日本でここまでの建築はまずお目にはかかれないでしょう。
※翌日、そのうちのいくつかに入ることができました。その写真は次回更新で。
 
 
 
約1900年前の円形劇場も発見。
こんなのが街のど真ん中にあるのってすごいですよね。
1900年前ったら、日本では何がなにやら解らない時代ですよ。
同じ世界遺産でも、日本にある世界遺産とは年代が違う重みに圧倒されました。
少なくとも私が把握している範囲では、カターニア市内には紀元前の円形劇場と、この紀元後の円形劇場の2つがあるようです。
紀元前のものは火山の爆発で朽ちかけてましたが、紀元後のもの(写真参照)は、かなり状態が良かったです。
 
 
 
街の至るところにあるのが、タバコ屋。
ここはTOTOやROTOのくじ売り場と、ちょっとした雑貨屋も兼ねていて、バール(BAR)同様、街の人の憩いの場になっています。
バールは立ち飲み屋兼喫茶店、と言ったところでしょうか。もちろん酒類だけではなく、エスプレッソなどの喫茶メニューもあります。
バールのシステムは、カウンターでお兄さんに注文してからレジカウンターのおっちゃんにお金を払い、あとは気楽に立ち飲みというシステム。
レジカウンターのおっちゃんが、TOTOやROTOの当選発表専門テレビ番組と、手元を交互に見比べている姿が多々見られました。
まぁ、専門番組がある段階で、私としてはややカルチャーショックでしたけどねw
 
 
 
そうそう、おもしろいモノを見ました。
これをしているのは大概お年寄りなのですが、街角でタロットカードを使用したゲームをしていたのです。
元々タロットはゲーム用だったらしいのですが、ここには古い形で残っているんだなぁと感心。
機会があれば中国将棋同様、覚えてみたいと思っています。
 
 
 
と、ここまでは順当な観光です。
「何かネタはないのかー?」とご期待のあなた、お待たせしました。
ネタというよりは無茶な冒険記、なんですけど。。_| ̄|○
この先はデジカメの電池が切れたのと、撮影が野暮な状態に陥ってしまったため、かなり途切れ途切れです。適当に妄想で対応して下さい。

なお、観光で行く方は、以下は絶対に参考にしないで下さい。
こんなことをしたら、ツアコンに普通に怒られます。

一通りの観光を終えた後、某社の記者さんに頼まれて、インターネット回線の確保実験のためホテルに向かいました。
このホテルがなんとダウンタウンのど真ん中。
カターニアは比較的治安の悪い都市なので、ベストオブザ治安の悪い場所と言えるかも知れません。
ここでPCのセットアップをしてから別れ、私は徒歩で町の中心部に向かいました。
時間は17時を回っていましたが、日照的には日本の15時くらい。
そのためブラブラとさまよいながら、インターネット回線が確保できそうな場所を探し続けたのです。

その結果、中心部からちょっと離れた路地に「PC Internet」という看板を発見。
速攻飛び込んで「ジャポーン、インターネット?」と交渉すると、日本語が使用できるPCが無いとのこと。
そこですかさず自分のノートPCを出して「LAN!LAN!」と叫ぶと、LANケーブルを開けて下さいました。
時間は30分0.30ユーロ。激安と対応の良さに「グラッツェ!」と満面の笑みで握手を求めたことは言うまでもありません。
ここでメールチェックや更新をし、さらにメッセで若干話していると、興味深そうに店員が覗きこんできます。
この街ではただでさえ日本人が珍しい上、路地裏の店に来たと言うことで、物珍しさも先行しているようです。
そこでつたない英語で自分の職や自己紹介をすると、意気投合!
店内の雰囲気が日本の10年前のPCショップのような感じ(常連客がいて、薄暗い中で話し込んでいる)で、すぐに溶け込めたというのもあります。
現地の裏路地に飛びこんでこそ旅行の醍醐味と思っている自分にとっては、願ったりかなったりです。

そんなこんなで話していると、20時を回ったところで「閉店だから場所を変えないか?」とご提案を頂き、店員さんらと近くのバールへ行きました。

一緒に来たのはニコラスという若い細面の男性店員と、フランチェスカというごっつカワイイ若い女性店員です。店長はデートなので帰宅らしいです。
で、もうね、このフラたんがたまらんのですわ。ニパッとはにかんだような笑みが、もう激萌え!(*´Д`)ハァハァ
ちょっと小柄で細身なので、もろ日本人ウケしそうな子です。
しかも、英語がほぼ通じない南イタリアで、片言ながら英語で意思疎通ができます。
また、ここで観光案内役も快諾して頂けました。
意思疎通ができるというのは素晴らしいですね!(・∀・)

そして気がつくと23時。そろそろ戻らないと翌日に支障を来します。
その旨を身振り手振りで伝えると、どうやら送ってくれるとのこと。
本人は歩く気満々だったのですが、危ないとのことでスクーターで送って頂きました。
後ろにしがみつくと、ブロンドの髪や体から放たれる白人系独特のキツい香水の香りが鼻につきましたが、まぁ、それはそれ。
イタリアでスクーター2人乗りという、現地市民並の体験をさせて頂きました。

ちなみにフラたんへのお礼は、バックに入れていた扇子です。
何がどこであるか解らないので、実は扇子を2本持ってきていたのです。
もしお礼をするようなことができたら、間違いなく喜ばれますしね。

それでは続きはまた翌日に。

Posted by ナカノヒト : 2005年06月03日 19:58 | コメント (0)

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