日本の公的機関ではありえない話
今、巷で「ダビンチ・コード」という書籍が流行っています。
まぁ、私も読んでハマったのですが……にしても関連書籍が雨後の竹の子状態で、便乗商法の激しさに、正直苦笑を禁じ得ません。
この「ダビンチ・コード」と同じ作家(ダン・ブラウン)が書いたシリーズに、「天使と悪魔」という書籍があります。
主人公は共に同じなのですが、展開の速さとテンポの良さは、多分「ダビンチ~」以上かと。
これら書籍を薦めてくれた某プリさんに感謝です。
この「天使と悪魔」に関わる組織として、CERN(ヨーロッパ合同素粒子原子核研究機構)とバチカン教皇庁があります。
CERNはWWW技術-今のインターネットの基礎技術-を構築した機関としても知られていますが、元々は素粒子原子核研究を中心としつつ、様々な先端技術の研究と開発を行う機関なのです。
そんなCERNが「天使と悪魔」の書中で開発したことになっている物の1つに、マッハ15で飛ぶ超超高度飛行機があるのですが……
CERNのサイトのTopページに、この飛行機のCGがあるんですよ_| ̄|○||
しかも、「天使と悪魔」に関する特設ページまで設けているんです。
話によると、この本が発売されてからと言うもの、世界中の読者から「CERNは本当に存在するのか?」等といった質問メールが多く寄せられるようになり、急遽関連したサイトを設立したとのこと。
柔軟性が違いますよね。
中世より欧州は、自由な気風から科学の研究が非常に進んでいました。
それだけに柔軟な発想も出てくるのでしょうかね?
ちなみにインターネットについて気になる方もいるかも知れないので、簡単に起源を。
素粒子物理の実験には多額の資金が必要なため、各国研究機関がお金を出し合って共同で実験をし、その結果を世界中の研究者と共有することになります。
そこで、1989年にティム・バーナーズ・リー博士が機種の違うコンピューターでも見れる、論文閲覧システムを開発。
これがWebの元祖になったのです。
そのうち気が向いたら、インターネット技術の詳細な歴史について解説しますね。
参考: 世界最初のWebサーバ
◆バチカン教皇聖座 公式サイト
ドイツ語/英語/スペイン語/フランス語/イタリア語/ポルトガル語 に対応
教皇ベネディクト16世自らノートPCを持ち、世界中からの電子メールを直接受信なさっているそうです。
ちなみにインターネット・電子メールを初めて直接使用していたのは(活用の域に入っていましたが)前教皇のヨハネ・パウロ2世。
ヨハネ・パウロ2世は、自らのノートPCを洗礼し、クリスチャンネームも授けていました。そんな前教皇の、日本ではまだ知られざるお茶目な話の数々も、近日中にご紹介します。
◆CERN(全て英語)
◆CERNサイト内 「天使と悪魔」特設ページ(全て英語)
◆ダン・ブラウン公式サイト(全て英語)
Posted by ナカノヒト : 2005年06月23日 12:33 | コメント (0)