秋来る
昨日、京都在住のツレと紅葉を見てきました。
そのツレというのは、代々京都に住んでいる職人さん家系の方。
そんな人と京都のベタ所を知り尽くすボクとで動くため、事前の打ち合わせなどほぼ皆無です。
グランビアで昼食を頂きながら大体の目星を付け、人出や交通渋滞を考慮していざ出発!
今回の目的地は東山の青蓮院(しょうれんいん)です。
▲普段は物静かという青蓮院も、観光シーズンとあって人が大変多かったです。
オフシーズンは本堂の縁側で庭園を見ながら、静かに1日中ボーッとしていられる穴場中の穴場。
天台宗比叡山延暦寺の京都五ヶ室跡の1つで『粟田御所』とも呼ばれるほどの歴史があります。
金閣・銀閣や清水などの「ベタ所観光」を一通り堪能した方には、時を忘れてボーっとできる穴場巡りがオススメですよ。
この青蓮院、JR東海の京都キャンペーンポスター「そうだ 京都、行こう。」シリーズにも登場しています。
下手な写真集なんかより、このJR東海のキャンペーンポスターの方がクオリティが高いですし、見るたびに「京都行きてぇぇぇぇヽ(`Д´)ノ」と悶絶させる魔力を持っています。
そのポスターに登場した時(95年・夏バージョン)のキャッチコピーは、
「真夏です」と言っているのは、温度計だけでした。
そうか、「しーん」というのが一番涼しい。
というくらい、静かな場所。
今でこそ関西に住んでいますが、札幌在住時はこのキャンペーンポスターに、かなり癒されていました。
▲本堂の縁側はこんな感じ。
本堂は畳敷きなので、日長座って庭を眺めているのもまた一興。
▲前画像の別アングル。
▲別棟からは、大きな日本庭園を伺うこともできます。
この日はどこかのアーティストが音楽演奏をするとかしないとかで、関係者が準備に追われていました。
このアーティストの衣装を担当していたのが、「西村兄妹キモノ店」。
青蓮院の一角にモダンな着物が展示してあったので見入っていると、どこからともなくニコニコ顔の中年男性が現れ、いろいろと説明して下さいました。
何でも、呉服屋を経営する環境で育った兄妹が、浴衣・着物といった概念をも抜きにして、もっと身近に着れる新しい着物を作るために立ち上げたブランドとのこと。
世界中のテキスタイル(服地)を研究し、スーツ地などでキモノを作っているため、値段もスーツ一着分くらいで、家庭の洗濯機でも簡単に洗濯できるそうです。
ここまで説明を聞いてから、中年男性に「もしかして、ご兄妹のお父さまですか?」と伺うと、ズバリその通り。
お父さまは「若い者じゃないとできないこともあるから、若い者が中心にやったらいい。でも、年寄りの力が必用なときは、自分らも一緒に頑張るんだよ」と仰っていました。
父から子、子から孫に伝統を自然に受け継ぎ、そして受け継がれた者は伝統に新たな息吹を加えて発展していくという、京都ならではの良さを、この親子から感じました。
▲ボクは地味に廊下マニアです。これは青蓮院の廊下。
薄暗い廊下って、異世界へつながっているような感じがして、ムズムズするんですよね。
京都の廊下だけで、今度写真を撮ってみようかなぁ……

◆青蓮院門跡
今回紅葉を見に行った天台宗のお寺で、仏前婚もやっているとかいないとか。
◆そうだ 京都、行こう
四季折々の最新情報を掲載。京都の写真もほぼ毎日更新されています。
あぁ、こんな仕事がしたいわ……
◆西村兄妹キモノ店
お兄さんが男前!キモノの似合う、良い中年を目指す方は必見でしょう。
Posted by ナカノヒト : 2005年11月27日 12:14 | コメント (0)