To kill one's boredom...RO

「心にうつりゆくよしなしごと」について


「心にうつりゆくよしなしごと」について

<150>Industry-ある業界 [nPro検証~その3]行くも地獄、戻るも地獄

今、オペラ歌手の錦織健が自らのルーツとして「振り向くな~アムロォォォ~」と歌っています。
昨日は大相撲中継に大相撲マニアで有名なデーモン小暮閣下が登場。
アナウンサーから「小暮閣下」と呼ばれたりと、最近のNHKはブッ飛んでいます。
開き直りでしょうか?

そんな世相とは裏腹に、どうやらガンホーのRagnarokOnline運営チームは、かつてない悩みに遭遇しているようです。


『 ネトゲ廃人@名無し 』 ID:???  sage

癌社員(常連とは別人)
今回の2倍キャンペーンは急きょ決定した事。
プレイバックキャンペーンも急きょ決定した事。
BOT垢の課金の減少は想定していたが、
BOT⇔患者という現実は上層部は認識していなかったので、
不正対策で患者が戻ると安易な考えでnProを導入した。

大規模鯖の場合だとノービス誕生率が対策前と比べて-98%
これも想定している事だったが、既に真性患者はROを離れてるのが現実なわけで。
今回の対策で患者をさらに引退にしてしまうトリガーを引いてしまった。

元々、RMTの基地外は受け渡しログをたどっても無料垢⇔無料垢がほとんどで
追跡しても公認業者との取引がほとんどだった。
患者が飼い主な人形は課金しても稼動させる傾向があったので、
対策後、課金率の低下が止まらない状況にある。
現在、微量ながらBOTerも確認できてるが、この1週間で課金切れのBOTerは
あらたに課金する気配がない。

この状況を上層部は把握しておらず、書類にしか目を通さない上司が、
2日前にRO担当に対策を考えろと、無責任な一喝をいれて緊急会議。
nPro解除案もだされたが、それはBOT チートを容認といってるようなものなので廃案。
nPro側は本業な為、セキュリティーホールを野放しにすることは会社を潰せと
言ってるようなものなので、当然ながらどんどん穴を縮める。
今回の支援ツールに栓をしたのはnPro側からの圧力によるもの。
これで更なる課金者の減少は確実となり、上司に対策を報告しないといけないので。

一応、減少対策・増加対策として提出した案にすぎない。
本音をいうと、こんな案で食い止められるとは誰も思っていないのが現状。
近日、過疎鯖を大型鯖に統合するかもしれない。

今回は率直に関係者へ電話してみました。
すると「鯖統合の可能性はかなり低いが、それ以外の内情は正解」とのことでした。

MMORPGとは、本来は「社会の箱庭」であるはずです。
ですがRagnarokはβ初期からBotが蔓延したため、「箱庭の経済」に外部からの干渉が入っていたのです。
しかも「文明社会の創設期」から派手に影響を受けてしまっていたため、今更外部からの干渉を断つことは、別の意味で経済バランスの崩壊につながります。
現にこれまでBotが量産してきたカード等レアアイテムが、本当の意味でのレアアイテムになり、狩りで稼ぐ時間のない社会人や、ゲーム内低所得者は、もはややる気を失いつつあります。
また、そんな異常な環境に何年もあったため、この健全な世界で戸惑う姿も見られます。

経済だけではありません。
β時期には半公認していた、俗に言う「支援ツール」が全て壊滅しました。
特にLv90代後半になると、経験値がゲーム内で実数表示されないため、やる気の減退も危惧されています。
更に「タイマー系」と呼ばれる各種スキルの効果時間を表示するツール類も稼働しません。

ここ数年のMMORPGの流れとして、総計経験値や時間単位での獲得経験値(時給)を表示したり、スキルタイマーを実装することが普通になってきています。
中にはUO(ウルティマオンライン)のように、ユーザが製作した支援ツールを開発会社が公認したり、開発会社がシェアウェアとして追加公開するところも多々あります。
また、同じようにnProを実装したリネージュでは、支援ツールの壊滅に伴いユーザが開発会社に支援ツールと同等の機能を実装するよう働きかけ、見事その運動が実ったと言うこともあります。

「竪穴式住居にセコムセキュリティ」とまで呼ばれているRagnarok。
これら前述の事情で支援ツールを使用していたグレーユーザが撤収を開始し、代わりに業者による高機能Botが闊歩を始めました。
伊豆Dへ言ってご覧なさい。見るからに不自然な動きの剣士や商人がたくさんいますよ。

ん?
それなら支援ツールと同等の機能を実装すれば良いじゃない、って?
私も電話で知人に言いましたよ。
ですが、開発元は開発リソースをRagnarok2に裂き始め、Ragnarokはどう終わらせるか検討を始めているらしいとのこと。
まさに、運営チームにとっては「行くも地獄、戻るも地獄」という究極の扉を開けてしまったようです。

どこのゲーム会社も、上層部なんてゲームをプレイしないんだから現状なんてわかりませんよ。
書類だけ見て無茶なことを言うのが、彼らの仕事ですからね。

Posted by ナカノヒト : 2006年01月16日 21:25 | コメント (0)

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