To kill one's boredom...RO

「心にうつりゆくよしなしごと」について


「心にうつりゆくよしなしごと」について

<240>Vita quotidiana-日常生活 センス

ローマ滞在中、ホテルの食堂で有線放送(MTV)が流れていました。
朝っぱらからイタリア国内のヒットチャートを流しまくっていたのですが、その中でも特に秀逸なものがあり、コーヒー(当然エスプレッソ)片手に眺めていました。

何といっても、曲もさることながら、PV(プロモーション・VTR)のセンスが凄い!
日本では良く「欧米」と一括りにしますが、実際センスや文化面で見ると全く別個というのがわかります。
確かに言語が同一or比較的近いため、対日本よりは曲の往来が激しいです。
でも、全く違う「空気」をまとっているんですね。

またヨーロッパは、サラ・ブライトマンのTime to say Goodbyeや、三大テノール(パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラス)の共演といった、オーケストラ音楽のCDも、ヒットチャートの1位になる土地柄。
日本ではクラシック音楽のCDは3000枚で大成功という世界なのに、ヨーロッパでは今でも普通にオーケストラが生きているのです。
野外音楽祭でも老若男女が楽しみに来ますしね。
「良いものは古今東西問わず良い」「自由と伝統を重んじる」という考えが根底に流れているような気がしてなりません。

今回の渡航で気になった2曲の概要が一昨日ようやく解ったので、以下ご紹介します。


Bad Day/Daniel Powter (DANIEL POWTER オフィシャルサイト

昨年ヨーロッパを席巻したピアノ・マン。カナダ出身ながら、主にヨーロッパで活動しています。
このBad Dayという曲は、イギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、ノルウェー、イタリア、アイルランド、スウェーデン、オランダ、デンマーク、ベルギー、本国カナダ、オーストラリアで大ヒットを記録。
アメリカが出てこないところが、先述の「センスや文化面の差」の表れだと思います。
曲自体はしっとりとしたものなのですが、PVのストーリー性や発想のお洒落さは、どう逆立ちしてもかないません。

2人の男女の日常から、最後は運命的な出会いまでを描いています。
中でも目を引いたのが、中盤の地下鉄駅の広告に、いろいろな人がイラストを書き加えていくというシーン。
このシーンが暗示的に盛り上げて、最後のハッピー・エンドへと誘ってくれるのです。
下手に壮大なテーマを扱わず、個人の小さな幸せを綺麗に見せてますね。
自分も広告代理店でこんな仕事をしたかったですよ、ええ (;´Д`)


Il Mondo Nuovo/Neffa (Neffa オフィシャルサイト

イタリアのポップス歌手、Neffaの曲です。
曲調は(欧米人から見た)アジアン・テイスト。曲のタイトルが日本語に訳すと「新世界」といった感じなので、まぁ何か頷けます。

そしてPVはというと……出てくる女性が、まさに某ホラー映画の○子!
井戸から出てきて「ノ・ロ・ウ・ゾ~~~」といった趣です。
このセンスは、正直わからないなぁ~。
でも主旋律が耳から離れません _| ̄|○ll


◆MTV.IT
 →日本でもおなじみ、MTVのイタリア版。最新ヒットチャートがわかります。
◆Radio Italia
 →イタリア国内で流れているラジオがリアルタイムで聞けます

Posted by ナカノヒト : 2006年10月10日 19:23 | コメント (0)

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