密室は恐怖を加速する
うーん、「○○は△△を□□する」的なタイトルが好きなのかな。
それはそうと、ダイ・ハード4が出ますよ!
「アクション映画でベストタイトルを5本出せ」と言われたら、間違いなく『Die Haed(以下1)』『Die Haed 2(以下2)』がランクインするくらい、大好きです!
私にとって、あのシリーズのツボとなる点は……
1.現場が密室である点
1では超高層ビルが、2では空港が現場でした。
密室等の限られたスペースの中で、サバイバル的に危機を乗り越えていく。
しかも、「限られている」からこそ、危機的状況も増幅するのです。
そして1、2共に共通するのがダクトシュートを這いずり回っての移動。
2ではダクトシュートに入る際、「なんで俺はこんなのばかりなんだ?」というようなグチまで言ってしまっています。
前作を見た人はニヤリとするシーンですね。
ただ、残念なのが3はマンハッタンが舞台ということ。
「ニューヨーク、マンハッタンという密室が舞台」等とキャッチコピーでは言っていましたが、広すぎて密室感や限定感、それに付随する危機感も全くありません。
さらにクライマックスで船に移動する辺りで、「実に普通のアクション映画」になってしまっています。
そこまで普通になってしまった点が、残念です。
2.クリスマスである点
1も2も、共にクリスマスに事件が発生しています。
日本ではそうでもないですが、欧米では正月より何よりクリスマス!
盆と正月が一気に来るような慌ただしさになるのです。
そんな混雑した状況は、当然パニックにも拍車をかけますよね?
しかも、必ず最後は夫婦抱き合うハッピーエンド。
この上なく綺麗な終わり方をしているのです。
そして、またまた3ですが……
原題が『Die Hard: With a Vengeance』というだけあり、復讐がキーワード。
しかもクリスマスではないので、これまた危機感が薄く感じられてしまいます。
3は本来、「船」という密室が事件現場となる予定でした。
ところが公開当時スティーヴン・セガール主演の『沈黙の戦艦』が公開されたため、All船案は却下。
ニューヨーク市内を駆け回るのがメインになったのです。
船の中でやって、しかもクリスマスディナークルージングの最中とかなら、大絶賛の仕上がりになっていたと思うんですよね。
というわけで、4ですが、「LiveFree or Die Hard」が原題。
トレイラーを見た感想は、
このオッサンもいい歳なのに、アクション大作とか頑張るなぁw
という程度でした。
これなら「16ブロック」の方が、オモシロかったかも。
エリアは狭いし、時間限定厳しいし、「時空的密室」とも言えるかも知れない。
しかも優秀な刑事ばかり演じてきたブルース・ウィリスが、ダメ警官役ですからね。
◆LiveFree or Die Hard
Posted by ナカノヒト : 2006年12月20日 00:15 | コメント (0)