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「心にうつりゆくよしなしごと」について


「心にうつりゆくよしなしごと」について

<120>Society-社会 用人法の集積は組織論へとつながる

最近、自分の行動原理や思考パターンを検証・総括してみたいと考えている。
というのも、腰を据えて検証していくことで、強みと弱みが見えてくるはずだし、次ステップにもつながると思うからである。

特に、MMORPG~RagnarokOnlineという箱庭~で展開してきた『組織育成のストラテジー』は、これまでの社会経験の中で類を見ないケースだった。
実世界での『戦争行為』とは、外交の延長線上にあると同時に、勝者と敗者が生まれ、同時に勝者は敗者から何らかの補償を得る。

だが、MMORPGでそんなことをしてしまうと、敗者はゲームから離れてしまう。
そのため、『ゲーム性』という都合の良いバランス感覚の基、勝者にはシステム的報酬を、敗者には何も与えられなければ失うものすら無いという、緩い競争社会が構築されるのだ。
だからこそ、組織の維持も一筋縄ではいかない。
組織から離脱したところで困るものもなく、強制力すら皆無だからだ。


私はいつも5つの思想を根底に持っている。

1.人を用いるには信を以て当たれ
 一度その人を使うと決めたら、最後まで信用しきれ、ということ。
 ただし3度までも期待にそぐわなければ、即入れ替えを実施。
 三国志・魏の曹操の言葉。

2.餅は餅屋
 私は専門的な視野より、広範な視野で物事を捉え、判断するのが得意。
 だからこそ、専門的なことは専門家に任せようということ。
 知識が深ければ、立場の上下はそこには存在し得ない。

3.情報インフラは戦略の要
 意思疎通のためには、情報インフラの整備が必要。
 素早い報告と意思疎通は、素早い意志決定につながり、最悪の結果を遠ざけることができる。

4.有言実行~行動なき者に発言権なし
 文句だけなら、子供でも言える。
 同じ意見でも改善案を加え、さらには実行しようと努力せよ。
 賢明かつ懸命な行動は、周囲を巻き込み、立ち上がらせることになる。

5.メリハリある信賞必罰は必須だが、例外無き法は無い
 組織の規律の中に、情を注ぐことも大切。
 同時に、褒める時と礼を述べるときは全員の前で。叱るときは、原則としてマンツーマンで。
 時には間接的な褒賞と叱責も効果を発揮する。

見ての通り、ほとんどが他者に頼り切ると言っても過言ではない中身である。
上層部はこれら5項が実施されやすい環境を構築することに心血を注げばよい。
そしてこれらが上手く回転することで、目標に対して最短かつ最適な行動を取れる『最強の組織』が生まれるのだ。

最近言われたのだが、これら5つの思想は欧米企業(外資系)では実にベーシックらしい。
自分の言動が、典型的なムラ社会~なぁなぁな組織、とも言う~と噛み合わないのも、何となく頷けた。

やはり、末期なRagnarokOnlineから去り時なのか?
そろそろ新カテゴリーを区切り、これまでの活動を総括していこうと思う。

Posted by ナカノヒト : 2007年02月11日 04:42 | コメント (0)

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