さすが愛の国!
イタリア新聞社のサイトを巡っていて、おもしろいネタを発見。
ローマに、ティーンエイジャーの新名所が誕生したそうです。
Federico Moccia(フェデリコ・モッチャ)という人気作家の書いた恋愛小説、「Ho voglia di te」(君が欲しい)に登場する1シーンが、その引き金。
どんなシーンかと言うと、Fiume Tevere(テヴェレ川)にかかるPonte Milvio(ミルヴィオ橋)の外灯に南京錠をかけ、鍵を川へ投げて永遠の愛を誓うというもの。
これが若者の間で大人気となり、とうとう橋の欄干が南京錠だらけになってしまったのだそうです。
最近では南京錠が1万個を超したため(右写真)、その重さから外灯の安全性が危惧されることに。
とうとう安全面から南京錠を撤去しようとするローマ市と、反対する若者との間で睨み合いが起こったのです。
最終的には南京錠のための柱を設置することで決着しましたが、このブームはフィレンツェやナポリなど、他の大都市にまで波及している様子です。
とは言え、この行政側の柔軟な対応に、私は感心してしまいました。日本ならまずあり得ないでしょう。
ちなみにPonte Milvio(ミルヴィオ橋)は、紀元前2~3世紀ごろには川に架かっていて、古代ローマ時代のVia Flaminia(フラミニア街道)が通る橋でもあるため、由緒の正しさはピカイチ。
それだけ古ければ、そりゃあ安全性も危ぶまれますよね……
そうそう、橋の上には既に南京錠を売る露天商がいるとのこと。
さすがはイタリア、鍵を忘れても大丈夫ですね!
◆Lucchetti Ponte Milvio
マニアなサイト「ミルヴィオ橋.com」。
夢中になったら突っ走るのは、日本とさして変わらないような気もして、微笑ましいです。
Posted by ナカノヒト : 2007年09月22日 12:56 | コメント (0)